なんと欧州5大リーグでトップ10入り!名門注目の日本人GKがマークした驚異のスタッツ「乗り越えるのが難しい壁だ」

2025年10月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「素晴らしいフィードが有名」

パルマの正守護神として活躍する鈴木。(C)Getty Images

 リーグ前節では失点に絡み、地元メディアから酷評された。だが、2025-26シーズンの序盤は、パルマの鈴木彩艶にとって決して悪いスタートにはなっていない。

 10月4日のレッチェ戦で、鈴木はリッカルド・ソッティルのシュート性クロスに対する反応が遅れ、先制点を献上。これが決勝点となり、パルマが敗れたことで、日本代表守護神は及第点を下回る採点をつけられた。

 6節を消化したセリエAで、パルマは5ポイントと14位に留まっている。失点は7と9位タイ。昨シーズンの同時期と比べて5点少ない。

 さらに、『DataMB』のデータとしてパルマ専門サイト『ParmaLive』が伝えたところによると、鈴木はセーブ率が70.83%で欧州5大リーグのトップ10入りを果たしている。セリエAではカリアリのエリア・カプリーレ(79.31%)に続く2位の成績だ。

 ちなみに、鈴木とカプリーレは最近、名門ミランからの関心が取りざたされた。今季で契約が満了になるマイク・メニャンの後継者候補と言われている。その2人がリーグを代表するセーブ率なのは興味深い。
 
 ParmaLiveは、鈴木をカルロス・クエスタ監督にとっての「主軸のひとり」と評し、「指揮官はセービングのクオリティを評価しているだけでなく、プレーの主な要素のひとつとしており、素晴らしいフィードが有名な彼の足から多くのアクションが始まっている」と報じた。

「乗り越えるのが非常に難しい壁になっている」

「いくつかしくじりはあったが、データによれば、パルマのシーズン序盤に浮き沈みがある問題は、守護神によるものではない。逆に、クエスタ監督とスタッフにとってのリソースのままだ」

 デビューシーズンだった昨季、鈴木はGK大国イタリアで大きく評価を高めた。2年目の今季も、決して完ぺきではない。だが、高いレベルを維持していることは、数字が裏づけている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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