「韓国ではなく日本を選択」イングランドが森保Jをウェンブリーに招待検討…韓国メディアが着目、「他のアジア勢を探す可能性」を説明

2025年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

実現すれば16年ぶり

2010年5月、日本はルーニー(10番)らを擁するイングランドとオーストリアで対戦。1-2で敗れた。(C)Getty Images

 日本対イングランドの話題で持ちきりだ。

 イギリスの有力紙『The Guardian』が10月7日、「イングランド代表、ワールドカップ準備の一環としてウルグアイと日本とのテストマッチを検討」と題した記事を掲載。「イングランドは南米とアジアのチームとの対戦を希望しており、3月にウルグアイと日本を招いての親善試合開催について協議している」と報じた。

「トーマス・トゥヘル監督が率いるチームは、来夏の本大会出場権獲得に近付いており、テストマッチの計画が進められている。3月の対戦相手候補に関する協議は実施されたものの、イングランドサッカー協会(FA)が最終決定を下していない模様だ。FAはイングランドが2026年ワールドカップ出場権を確保するのを待ってから予定を確定する方針で、12月に行なわれる本大会の組み合わせ抽選の結果も考慮に入れる可能性がある」

『The Guardian』曰く、「ワールドカップ出場を決めたウルグアイと日本を相手に、ウェンブリーで親善試合を行なう可能性が高い」とのこと。「イングランドは主に欧州勢と対戦しており、異なるスタイルの相手とテストする必要性がある。南米勢と対戦したのは、昨年3月にブラジルにホームで敗れた親善試合が最後で、アジア勢との対戦は2022年ワールドカップでイランに勝利して以来ない」なかで、両国が有力な候補に挙がったようだ。
 
 このニュースを受け、森保ジャパンと同じ相手との対戦が続いている韓国の複数メディアが反応。『STAR NEWS』では「イングランド、韓国ではなく日本を選択。ワールドカップに向けたアジアチーム対策、ホーム親善試合を推進」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「ワールドカップ欧州予選やUEFAネーションズリーグなど、主に欧州のチームとしか対戦してこなかったイングランドにとって、本大会出場確定後は可能な限り多様な大陸のチームと親善試合を行なう必要がある。この過程でFAは、アジアチームとの親善試合の招待相手に日本を選んだのである」

『STAR NEWS』はその上で、プランが変更される可能性に着目。12月の北中米ワールドカップの組み合わせ抽選会を掘り下げた。

「イングランドと日本はそれぞれポット1とポット2への配分が確実視されており、同じグループに入る可能性がある。もし一緒になれば、ワールドカップ前のテストマッチは互いに負担になるかもしれない。ポット2入りが有力視されるウルグアイも同様だ。これが『The Guardian』が両チームとの親善試合実現の可能性は高いと見ながらも、抽選結果を変更要素として挙げた背景である。

 もしイングランドと日本が同じグループに入れば、FAは他のアジアチームを探す可能性が高い。イングランドと日本の過去の対戦成績は2勝1分でイングランドが優勢だ。1番最近の対戦は2010年5月で、当時はイングランドが2-1で勝利した」

 果たして16年ぶりのビッグマッチは実現するのか。組み合わせ抽選会での新たな注目ポイントだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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