「私は間違っていた」「彼は期待に応えている」元オランダ代表の識者が上田綺世を手のひら返しで絶賛!「当初、優れたFWだと評していたのはファン・ペルシやスロットだけ」

2025年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季8試合で8ゴール

ユトレヒト戦で2ゴールの活躍を見せた上田。(C)Getty Images

 現地10月5日に開催されたエールディビジの第8節で、上田綺世と渡辺剛が所属するフェイエノールトがユトレヒトとホームで対戦。3-2で劇的な勝利を飾った。

 この一戦で2ゴールを奪う活躍を見せたのが、CFで先発した上田だ。まずは20分、スルーパスに抜け出し、相手GKをかわして右足でゴールに流し込んで先制点を奪う。

 さらに2-2で迎えた88分には、敵陣ボックス内で体勢を崩しながらも、シュートをねじ込んで決勝点を奪ってみせた。

 これで8試合8ゴール。オランダメディア『soccernews』は、圧巻のパフォーマンスを見せている上田について「ウエダが批評家の誤りを証明した」と報じた。
 
 また、同メディアによると、元オランダ代表のマルチャーノ・ヴィンク氏は「ウエダが(サンティアゴ・)ヒメネスの控えで10分間のプレータイムしかなかったときから、彼をスーパーストライカーだと評していた人たちに賛辞を贈りたい」と述べ、次のように続けた。

「今シーズン開幕当時、ヨーロッパで、ウエダが本当に優れたストライカーだと評していた人が3人だけいた。ケネス・ペレス、(ロビン・)ファン・ペルシ、そして(アルネ・)スロットだ。私は間違っていたんだ」

 さらにヴィンク氏は、「信頼を得ることは本当に重要だ。ウエダは予測とヘディングの競り合いにおいて、今ではすべてに勝っている。それはクオリティの高さだけでなく、信頼関係も関係している。彼は期待に応えている」と日本人ストライカーを絶賛した。

 上田は今季、どこまで数字を伸ばすのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】恐ろしい決定力!上田綺世が圧巻の2ゴール

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