絶好調の日本代表エースが止まらない。

　現地時間10月５日に開催されたエールディビジの第８節で、上田綺世と渡辺剛が所属する首位のフェイエノールトが、８位のユトレヒトをホームに迎えた。

　上田がCF、渡辺が左CBで揃って先発したフェイエノールトは20分、スルーパスに反応して裏抜けした上田が、GKをかわして冷静にフィニッシュ。先制点を挙げる。

　これでリーグ戦２試合連発、なんと８試合で７ゴール目となったストライカーは、さらに32分にもチャンスが訪れるも決めきれない。

　33分には、渡辺に決定機。しかし、右足のシュートは敵にブロックされる。40分、今度上田がボックス内でDFをかわしてシュート。これはGKの好セーブに阻まれる。
 

　後半開始早々の47分にフェイエノールトからレンタル中のゼヒエルの鋭いシュートで同点に追いつかれたホームチームは50分、右からのクロスを受けたスタインの勝ち越しゴールですぐに突き放す。

　64分にはピンチが訪れるも、ブレイクのシュートをGKヴェレンロイターがビッグセーブで防ぐ。

　しかし83分、マーキンに強烈なミドルシュートを叩き込まれ、同点に追いつかれる。

　それでも88分、ペナルティエリア内の狭いスペースを抜け出した上田がシュートねじ込み、勝ち越しゴールを奪う。

　８試合８ゴールとしたエースの衝撃的な活躍で、フェイエノールトが３－２で劇的勝利を飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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