「韓国戦はエデルソン、日本戦はウーゴ」ブラジル代表は韓国戦で主力を起用か。森保ジャパンとの一戦は“控え組”出場の懸念も…

2025年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常に重要なゴールキーパーだ」

アジア遠征に挑むブラジル代表。(C)Getty Images

 FIFAランキング6位のブラジル代表は、10月のアジア遠征で10日に韓国、14日に日本と対戦する。

 ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、エデル・ミリトン(いずれもレアル・マドリー)、ガブリエウ・マルチネッリ、ガブリエウ・マガリャンイス(ともにアーセナル)、カゼミーロ(マンチェスター・ユナイテッド)ら世界的な名手が招集されたなか、日本でも関心が集まっているのが起用法だ。

 韓国戦と日本戦、どちらでよりベストメンバーを組むのか。もちろん日程や相手にもよるが、一般的に2試合の親善試合と戦う場合、初戦で多くの主力を起用するケースが多い。実際、日本代表の森保一監督もこれまではそうしてきた。

 今回のブラジルも韓国戦でベストメンバーを組むかもしれない。ブラジルの大手メディア『Globo』は、正守護神アリソン・ベッカー(リバプール)が怪我で選外となったGKの起用法についての記事を掲載。「ソウルでの第1戦ではエデルソン、東京での第2戦でウーゴ・ソウザを起用する予定だ」と伝え、カルロ・アンチェロッティ監督のコメントを紹介している。

「ウーゴが2試合目に出場するだろう。1試合目はエデルソンが復帰するだろう。彼は我々にとって非常に重要なゴールキーパーだ。素晴らしいゴールキーパーだ」
 
 周知の通り、マンチェスター・シティで長らく活躍したエデルソン(現フェネルバフチェ)は、アリソンがいるために29キャップに留まっているが、世界屈指のGKだ。一方のウーゴ・ソウザ(コリンチャンス)まだA代表デビューも飾っていない。

 このコメントだけで、どちらの試合に主力を送り込むかは自ずと見えてくる。

 最多6度のワールドカップ制覇を誇る王国と真っ向勝負をしたかった日本にとっては、"控え組"との試合になる懸念がある。とはいえ、ブラジルはブラジルだ。ハイレベルな個の能力を備えた11人がピッチに立つ事実に変わりはない。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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