「間違いなく彼はA代表候補」日本かドイツか――JFAが“U-21独代表GK”に接触と現地報道。「難しい決断に直面している」

2025年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季は開幕からブレーメンの正守護神に

ブレーメンで守護神を務める長田。(C)Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)が、ドイツ1部ブレーメンで正守護神を務めるGK長田澪(ドイツ登録名/ミオ・バックハウス)の日本代表入りを模索しているという。ドイツ紙『ビルト』が報じた。

 ドイツ人の父と日本人の母を持つ長田は、幼少期に川崎フロンターレの下部組織に所属。その後、ドイツに渡りブレーメンのアカデミーで過ごし、今季はブンデスリーガ開幕戦からトップチームでゴールマウスを守っている。

 同紙によると、JFAの代表団がブレーメンを訪問。今夏に加入した日本代表DF菅原由勢の視察に加え、長田とも会談したという。目的は「日本のA代表選手にすること」で、本格的にラブコールを送っていると伝えられている。
 
 U-21ドイツ代表の長田は、U-15世代では日本代表に選出。いずれA代表に招集された場合、どちらの国を選択するのかはまだ確定していない。

 ドイツメディア『SPOX』も「ミオ・バックハウスは難しい決断に直面している」と報道。「日本は魅力的な選択肢。間違いなく彼はA代表候補であり、来年の北中米W杯に出場する可能性もある」としつつ、「しかし、日本代表ではパルマの鈴木彩艶という若きライバルが立ちはだかる。彼がナンバーワンプレーヤーになるのは容易ではないだろう」と分析した。

 日本かドイツか――21歳GKが下す決断は、日本代表の将来を左右するかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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