「どう見てもありえない」前田&旗手出場のELでまさかの判定…本人・監督・解説が猛抗議!「違う映像を見ているに違いない」

2025年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何を待っているんだ?おそらくWi-Fiの接続が悪いんだろう」

前田(左下)らブラガ戦に先発したセルティックの11人。(C)Getty Images

 現地10月2日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第2節で、複数の日本人選手を擁するセルティック(スコットランド)が、ブラガ(ポルトガル)とホームで対戦。前田大然が77分までプレーし、旗手怜央が66分から出場したなか、0-2で敗れた。

 最後までゴールを奪えず、今季EL初勝利を逃したセルティックだが、ネットを揺らした場面はあった。0-1で迎えた51分だった。

 ケレチ・イヘアナチョがショートカウンターから見事に仕留めたものの、VARチェックの末にハンドが取られ、同点弾は幻となった。ただ、リプレイで見る限りイヘアナチョの手ではなく、顔に当たったように見える。

 英公共放送『BBC』によれば、主審が得点無効を確定させた際に、「それは違うよ」と首を横に振っていたナイジェリア代表FWは試合後、「ボールは僕の手に当たっていない。これが試合の流れを変えた」と訴えた。
 
 また、セルティックOBのジョー・ハート氏もノーハンドを確信する1人だ。元イングランド代表の正GKは中継での解説時、VARチェックに入ると「ハンドをチェックしてみんなの楽しみを台無しにしようとしているが、違う、これは彼の頭に当たったんだ」と指摘。さらにチェックに時間を要すなか、こうも口にした。

「一体何を待っているんだ?私とは違うリプレイを見ているに違いない。なぜ時間を無駄にするんだ?馬鹿げている。おそらくWi-Fiの接続が悪いんだろう。それが1-1で試合が進まない唯一の理由だ」

 ホームチームの勢いをそぎ、試合の流れを大きく変える判定となった。ブレンダン・ロジャーズ監督もイヘアナチョ同様、「どう見ても手で触れたなんてありえない。これは試合の重大な局面だった」と言い放った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】なぜハンドでノーゴール?顔に当たったように見える決定的瞬間

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