「意味のない試合に…」故障を抱える24歳MFの日本代表招集にスペイン大手紙が苦言「フィジカル的な不安がある」

2025年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「パフォーマンスに影響が出ている」

9月のメキシコ戦で左足首を負傷した久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本サッカー協会は10月2日、パラグアイ戦(10日)、ブラジル戦(14日)との親善試合に臨む日本代表メンバーを発表した。

 9月のメキシコ戦で左足首を負傷し、その後も痛みを抱えながらプレーしてきたレアル・ソシエダのMF久保建英は、招集が危ぶまれていたなか、最終的に選出された。

 だが、万全の状態ではないにもかかわらず、親善試合のために招集した判断がスペインで物議を醸している。

 同国の大手紙『Mundo Deportivo』は「フィジカル的な懸念があるにもかかわらず、日本は久保を10月の親善試合に招集した」と題した記事を掲載。次のように伝えた。

「日本は10日にパラグアイ、14日にブラジルと対戦する。両試合とも日本での試合であり、特に重要な意味はない。レアル・ソシエダ所属のウインガーである久保は、前回の代表ウィーク以降、フィジカル的な不安を抱えているにもかかわらず、代表メンバーに名を連ねた」
 
 さらに同紙は「このアタッカーは前回の日本代表活動中に足首を負傷し、その後はプレーを中断せざるを得なくなり、それ以来パフォーマンスに影響が出ている。試合には復帰したものの、シーズン序盤に見せていたような輝きはまだ戻っていない。万全の状態ではなく、意味のない試合であるにもかかわらず、彼は当然のように選ばれた」と苦言を呈した。

 もちろん、選手本人やソシエダ側がプレーできると判断したうえで招集したはずだが、同紙は24歳のレフティを休ませるべきだったと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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