度胸たっぷりに決めてみせた。

　チリで開催されているU-20ワールドカップで、船越優蔵監督が率いるU-20日本代表は、現地９月30日にホスト国のチリと対戦し、２－０で快勝。初戦のエジプト戦も２－０で勝利しており、これで連勝を飾って勝点６。決勝ラウンド進出を決めた。

　チリ戦では、スコアレスで迎えた35分にPKのチャンスがあったが、高岡伶颯が痛恨の失敗。敵GKのファインセーブに阻まれた。

　しかし、55分に再び、PKの絶好機が訪れる。今度は高岡ではなく、エジプト戦でもPKを成功させているキャプテンの市原吏音がキッカーを務める。プレッシャーがかかるなか、市原は軽やかに右足を振る。放たれたボールはゴールのほぼ正面に。意表を突くパネンカでネットを揺らしてみせた。

　試合を中継した『J SPORTS』の公式アカウントが、拍手の絵文字を添え「上手すぎる」と綴り、得点シーンを公開。以下のような声があがった。
 

「パネンカやりやがった...すげぇ度胸w」
「世界大会で冷静すぎる。やはり大宮の市原くんは大物...！」
「冷静だし上手すぎんだわ！」
「この子はメンタルバケモンすぎる」
「どんなメンタルしてんねんwww」
「ちょーアウェイのW杯でこれは肝が据わりすぎてるわ」
「ほんと吏音がかっこ良すぎる」

　中継で実況を担当した原大悟氏も「ちょっとメンタル異次元」と反応。頼れる20歳が大舞台で期待に応えた。また、市原の先制後、貴重な追加点となった横山夢樹のミドルシュート弾も、強烈でインパクトは抜群だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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