「別のFWが必要」一体なぜ?7戦6発の日本人エースを蘭著名記者がよもやの批判「この日本人をこのまま使い続けるのか?」

2025年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「フェネルバフチェ戦では彼のいいプレーは見られなかった」

開幕から好調を維持する上田。(C)Getty Images

 まさかの批判である。

 オランダの名門フェイエノールトでプレーする上田綺世は、エールディビジ第7節のフローニンへン戦で、50分にダイビングヘッドでネットを揺らした。これが決勝点となり、チームを1-0の勝利に導いている。

 27歳の日本代表ストライカーは、リーグ戦7試合6ゴール。得点ランキングでは単独首位に立っている。

 それでも、オランダの著名なジャーナリストであるヴァレンティン・ドリセン氏は、不満のようだ。『De Telegraaf』のポッドキャスト「Kick-off」で、フェイエノールトがヨーロッパでさらに躍進するには、他のストライカーが必要だと主張している。

「フェイエノールトの最初の公開練習を見たが、彼は本当にひどい出来だった。その時に思ったんだ。『この日本人選手をこのまま使い続けるのか? そんなのはうまくいかない』ってね」

 そう切り出したドリセン記者は、今夏の渡辺剛の加入によって、「彼は生き返った。今は笑顔を見せている。昨シーズンはこんなことは一度もなかった」と続けた。
 
 そして、「正直に言って、フェイエノールトの対戦相手を見れば、彼をエールディビジ最高のストライカーだとすぐに断言できない。彼が対戦しているのは、洗練されたユースチームのようなフローニンヘンであり、彼のチームは苦戦を強いられており、時間を無駄にしている」と指摘。厳しい評価を下した。

「フェイエノールトがさらに順位を上げたければ、上田とは別のストライカーが必要だ。(チャンピオンズリーグ予選の)フェネルバフチェ戦では彼のいいプレーは見られなかった。まさにこういう試合でこそ、存在感を発揮しなければならない」

 レベルの高い試合では結果を残せていない。そう考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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