痛恨!広島が荒木隼人のヘッド弾で先制も83分に失点…元マリノス監督率いる中国王者と1-1ドロー。2点目が遠く連勝ならず【ACLE】

2025年09月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

20分に東俊希が蹴ったCKから先制

ヘッドで先制点を挙げた荒木(右端)。(C)Getty Images

 9月30日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第2節で、サンフレッチェ広島が、中国スーパーリーグを2連覇中の上海海港とホームで対戦した。

 初戦で広島はメルボルン・シティに2-0で快勝、上海海港はヴィッセル神戸に0-3で大敗。対照的なスタートを切ったなか、立ち上がりから広島が押し込む。

 10分には相手のバックパスに反応して裏に抜け出しかけたマルコス・ジュニオールが、前に出てきたGKチェン・ウェイと接触して倒されたように見えたものの、笛は吹かれず。M・ジュニオールはピッチを叩き、判定への不満を露わにする。

 迎えた19分、東俊希が蹴ったCKに荒木隼人が流石のヘッドで合わせ、幸先良く先制する。

 主導権を握るホームチームは以降もチャンスを創出。しかし、チェン・ウェイの好守もあり、1-0のまま前半を終える。
 
 後半に入って49分、グスタボにヘディングシュートを浴びるが、頼れる守護神・大迫 敬介が凌ぐ。

 64分には決定機が到来。CKからゴール前至近距離の加藤陸次樹のところにボールが流れ、左足でシュートを放つも、クロスバーに当ててしまう。

 追加点を奪えずにいると、83分にロングパスから最後はガブリエルジーニョに押し込まれ、痛恨の同点弾を浴びた。

 その後、グスタボが一発レッドで退場となり、長めに取られたアディショナルタイムの間は数的優位となるも勝ち越し点は挙げられず。1-1で長い笛が吹かれた。

 広島は元横浜F・マリノス指揮官ケヴィン・マスカットが率いる中国王者に勝ち切れず、連勝発進を逃した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】鮮烈!強烈!荒木隼人が中国王者相手にヘッド弾

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