好発進で一時首位のSTVV、伊東純也にFK弾を浴びて3連敗。キャプテン谷口彰悟「我慢できずすごく悔しい」「非常に苦しい状況だけど…」

2025年09月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最低でも1-1で終わらせたかった」

加入2年目の谷口(左端)。今季からキャプテンを務める。(C)STVV

 現地9月28日に開催されたベルギーリーグ第9節で、日本人7選手が所属するシント=トロイデン(STVV)が、伊東純也を擁するヘンクとホームで対戦した。

 STVVからは小久保玲央ブライアン、谷口彰悟、畑大雅、山本理仁、伊藤涼太郎、後藤啓介の6人が先発。松澤海斗がベンチスタートとなったなか、開始4分で相手のオウンゴールで先制に成功した。

 ただ、55分にレイン・ヴァン・ヘルデンが一発退場となり、数的不利を強いられると、直後の57分に10番を背負う伊東に直接FKで同点弾を浴びた。

 その後、10人で何とか耐え凌いでいたが、土壇場の90+5分に韓国代表のオ・ヒョンギュに勝ち越し点を被弾。1-2で逆転負けを喫した。

 試合後、キャプテンの谷口がクラブ公式のインタビューに対応。「難しいゲームだった。10人になって、何とか凌ぎながらっていう...1-1で終わらせる、ワンチャンスで勝ち越すところをプランとしてやっていたけど、最後押し込まれて我慢できなかったのはすごく悔しい。最低でも1-1で終わらせたかった」と振り返った。
 
 STVVは開幕6戦負けなしで一時首位に立っていたが、谷口が先発してから3連敗。6位まで順位を落とした。経験豊富な34歳の日本代表DFは、自分たちの現状については次のように語った。

「悔しい結果で、3連敗という非常に苦しい状況だけど、今日も10人になってからもファイティングスピリットというか、そういうところは見せられた。決してチーム状況は全てが全て悪いとは思っていない。みんなが取り組んでいることが必ず結果に繋がると思うし、結果に繋がるまでやり続けるだけ。まずはしっかり休んで切り替えて、次の試合に臨みたい」

 次節は3位につけるメヘレンと敵地で相まみえる。約1か月半ぶりに白星を挙げ、より良い形で10月の代表ウィークに入れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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