「大打撃のスタート」「失望の結果だ」“死の組”スペインがアフリカの雄にまさかの完敗。母国紙は茫然「決勝T進出は困難」【U-20W杯】

2025年09月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「モロッコに敗れて苦境に陥った」

スペインは本領を発揮できずに終わった。(C)Getty Images

 チリで開催中のU-20ワールドカップは現地時間9月28日、C組とD組の初戦が行われ、A代表のFIFAランクでは1位のスペインが"アフリカの雄"モロッコと対戦。0-2で完敗を喫した。

 序盤から攻め込まれるシーンが少なくなかったスペインは、ペースを握りつつあった54分、カウンターからヤシル・ザビリのシュートで先制を許すと、その4分後にも失点。終盤は攻め込んだものの、モロッコの粘り強い守備を崩せず、まさかの完封負けとなった。

 この結果に、スペインの大手メディアも落胆を隠しきれない。『MARCA』紙は「初戦は失望の結果となった」と報じた。

「悪い試合をしたわけではなかったが、パコ・ガジャルド監督率いるチームが最高のプレーを見せていた時にモロッコが2ゴールを決め、勝点1も獲得できなかった」
 
「大打撃のスタート」と見出しを打った『AS』紙は、「後半の2度のカウンターアタックで、倒されてしまった。絶好調だったものの、ペナルティエリア内での攻撃力が足りず、失点を喫した。今後の試合は極めて重要になるだろう。今後は、U-20の強豪国であるメキシコとブラジルが待ち受けている」と伝えた。

 黒星発進で"死の組"突破は難しくなったと悲観したのは、『MUNDO DEPORTIVO』紙だ。

「モロッコに敗れて苦境に陥った。痛い敗北だ。死の組のメキシコとブラジル相手に良い成績を収める必要があるため、次のラウンドに進出するのは困難だろう」

 グループステージ突破に向けて崖っぷちのスペインは10月1日の次戦で、メキシコと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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