マリノス、FC東京撃破で降格圏転落を阻止も…3-0→3-2で大島監督が猛省「僕の本当に反省しなきゃいけないところ」

2025年09月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「みんなで繋いできた」550勝目

横浜FMが味スタで貴重な勝点3を積み上げた。写真:永島裕基

 横浜F・マリノスが9月28日、J1第32節でFC東京と敵地・味の素スタジアムで対戦。引き分け以下で降格圏に転落という状況のなか、3-2で接戦を制した。

 前半は3戦連続無失点で3連勝中のFC東京からゴールを奪えず。スコアレスで折り返すも、51分にキャプテンの喜田拓也が魂のダイビングヘッドで先制点をゲット。これで俄然勢いに乗ると、今夏に加入した新エース谷村海那が、59分と62分に追加点を挙げた。

 その後、猛反撃に遭い、89分に高宇洋、90+7分にPKでアレクサンダー・ショルツに得点を許したが、何とかリードを守り切った。

 今季の途中から横浜FMを率いる大島秀夫監督は試合後、『DAZN』のインタビューに対応。「選手が気持ちの入ったプレーを90分通してやってくれた。サポーターがアップの時から大きな声援をしてくれたので、本当に力になった。勝点3を取れて良かった」「相手のパワーもあるなかで自分たちは本当に粘り強く、『ひとつになって、やることを合わせよう』って戦い方だった。先制点、追加点を取れたことは大きかった」と頷いた。
 
 前節のガンバ大阪戦(1-3)では、60分に天野純が先制点を挙げた後に失点を重ね、逆転負けを喫した。それを踏まえ、「今日先制した後、ピッチ脇からどういった声を掛けた?」と問われた際には、大島監督は次のように答えた。

「先制した直後は、やっぱり前回の教訓で『やることをしっかり合わせる』ところ。ただ終盤、少し新たなチャレンジのところで2失点してしまったのは、僕の本当に反省しなきゃいけないところ。そこも含めてまた次に向かいたい」

 横浜FMは今回の勝利でJ1通算550勝に到達した。かつてトリコロールのユニホームを着てプレーし、クラブOBでもある指揮官は、「みんなで繋いできた勝利。マリノスファミリー全員で戦って、もっともっとみんなで増やしていく」と強い覚悟を示した。

 今季の残りは6試合。551勝目、552勝目と勝利を重ねた先に、J1残留がある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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