「点数取りましたけど…」鹿島の鬼木監督が語った、4発快勝の戦いで得点以外の“見てほしいところ”は?

2025年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「気持ちのある良いゲームをしてくれた」

「後ろの頑張り」を強調した鬼木監督。写真:鈴木颯太朗

 鹿島アントラーズは9月27日、J1第32節で名古屋グランパスと敵地で対戦した。

 10分にエウベルが移籍後初ゴールを決めると、19分にはレオ・セアラが追加点を挙げる。さらに84分に途中出場した徳田誉が88分、90分と立て続けに2ゴールを奪い、4-0で勝利。4連勝を飾り、首位の座を堅守した。

 試合後のフラッシュインタビューで、鬼木達監督は「選手全員がスタートから最後までハードワークしてくれましたし、アウェーでもありますけど、多くのサポーターが後押ししてくれた。本当に気持ちのある良いゲームをしてくれた」と選手たちを労った。
 
 試合は勝利したが、L・セアラが26分、鈴木優磨が67分に負傷交代となり、文字通りの総力戦だった。

 指揮官は「本当に色んなアクシデントがありましたけど、そのなかでも選手が自分たちのやるべきこと。90分やった選手も、短い時間の選手も。本当にそういうところでいくと、与えられた時間で本当に良い仕事をしてくれた」と語った。

 試合の総括を問われた鬼木監督は、得点を取ったことは良かったとし、見てほしい選手の頑張りについて、次のように続けた。

「まずは前半から点を取れたことが非常に良かったと思いますし、攻撃も守備も前がかりになれたことが非常に良かった。また、そういったなかであの立ち上がり、少しミスから危ないシーンありましたけれども、最終的にゼロで抑えられたこと。これはここ数試合、評価できるところ。点数取りましたけど、後ろの頑張りというのも、しっかりと見てほしいところではありますね」

 残るリーグ戦は6試合。鬼木監督は最後に「選手にも言っていますけど、勝ち続けること。そこしかないと思っていますし、もう目の前の1試合を本当に全力で戦うだけ」と力強く意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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