「ブシ、君は普通の男でありながら…」引退する“歴代3位”の名手へ1位が激熱メッセージ「最も輝かしいMFを失う」

2025年09月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ほとんどの時間をライバルとして、その他の多くの時間をチームメイトとして」

スペイン代表は2010年、ブスケッツ(左端)やS・ラモス(中央)を擁して南アフリカW杯を制した。(C)Getty Images

 元スペイン代表のセルヒオ・ブスケッツが9月26日、37歳での現役引退を発表した。

 ブスケッツはバルセロナの下部組織からトップチームに昇格し、2023年まで同クラブで活躍。その後、MLSのインテル・マイアミに活躍の場を移した。バルサでラ・リーガを9度、チャンピオンズリーグを3度制したほか、スペイン代表として2010年のワールドカップ、2012年のEUROで優勝を達成するなど、輝かしいキャリアを築いた。

 今回の引退発表にあたり、元レアル・マドリー所属で現在はメキシコのモンテレイでプレーするセルヒオ・ラモスがXを更新。かつてスペイン代表で共闘し、クラシコでは白熱の戦いを繰り広げた2歳下の盟友へ、熱いメッセージを寄せた。
 
「ブシ、君は普通の男でありながら、いかにして傑出した存在であり続けるかを体現している。ほとんどの時間をライバルとして、その他の多くの時間をチームメイトとして、君は常にその卓越した技術、視野、質の高さ、そして謙虚で誠実な人柄で際立っていた。

 サッカー界は、私が共にプレーしたなかで最も輝かしいMFの1人を失うが、君は共に過ごした者たち、このスポーツを愛する者たち全員の称賛と感謝を背負って去っていく。偉大な選手であり、偉大なチームメイトであり、偉大な友人であったことに感謝する。新たなステージでの成功を祈っている。愛を込めて、ブラザー」

 なお、スペイン代表のキャップ数ランキングはS・ラモスが180試合で1位。間に167試合のイケル・カシージャス氏を挟み、ブスケッツは143試合で3位だ。ラ・ロハの歴史に名を刻んだレジェンドが、また1人ユニホームを脱ぐ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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