J2大宮に激震。長澤徹監督を解任、後任には海外での指導歴が豊富な40歳を招聘

2025年09月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

後任はザルツブルクのアカデミーで指導歴がある宮沢悠生

大宮の指揮官を解任された長澤氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J2で8位のRB大宮アルディージャは9月24日、長澤徹監督の解任と宮沢悠生新監督の就任を発表した。

 大宮は、初めてJ3に降格した直後の2024年に長澤監督を招聘。J3優勝と1年でのJ2復帰を果たした。

 だが、長澤体制2年目の今季は、開幕4連勝を飾るなど序盤は上位で推移していたものの、5月末からは7戦未勝利を経験し、直近は3連敗。思うように勝点を積み上げられず、J1昇格プレーオフ圏外に弾き出されていた。

 長澤氏の解任にあたり、大宮の原博実社長は以下のようにコメントした。

「クラブを代表して、長澤徹氏のこれまでの貢献に心より感謝しています。また、2023年のJ2降格後の難しい時期に監督を引き受けてくれたことを本当に感謝しています。彼のリーダーシップと献身的な取り組みは、2024年のJ2昇格と今シーズンのこれまでの発展に重要な役割を果たしてくれました。今後の長澤氏の活躍を祈っています」

 新たに指揮を執る宮沢氏は、京都府出身の40歳。レッドブル・ザルツブルクでアカデミーのコーチやU-18チームの監督をした経験を持つ。
 
 宮沢氏の抜擢した理由について、ヘッドオブスポーツのスチュアート・ウェバー氏は、次のように説明した。

「新たに宮沢氏をRB大宮アルディージャに迎え入れることができ、非常にうれしく思います。同氏の国際的な指導経験は、我々のクラブにとって重要な価値となります。同氏が必要とするリソースを準備し、最大限のサポートを行うことで、我々が目指す成功を成し遂げられる最高の環境を作っていきます。共に、我々の目標を達成し、将来の強いチームを構築することに全力で取り組んでいきます」

 また原社長は、こう述べている。

「我々の密接な関係を通じて、ヨーロッパでの指導経験がある宮沢氏をRB大宮アルディージャに連れてくることができました。同氏の経験とリーダーシップが、このクラブをさらに発展させてくれることを確信しています。同氏の指導のもと、J1昇格に向けて、全力で戦い続けていきます」

 大宮は、新指揮官のもとで17年以来のJ1復帰を目ざす。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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