「短期間でシンボルに」「間違いなく独創的」欧州で存在感を増す日本人選手を海外メディアが特集!「最も興味深い選手は…」

2025年09月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「新世代のタレントたちにとって基準点」の選手

チームの攻撃の中心を担う(左から)堂安、三笘、久保。(C)Getty Images

 イタリア・セリエAに初めて日本人選手が挑戦したのは、1994年のことだった。三浦知良がジェノアに移籍し、1シーズンを戦ったのは周知のとおり。リーグ戦での得点は1ゴールだけだったが、サンプドリアとのダービーマッチでの一発は歴史的なものとなった。

 それから日本人選手は次々と海に渡っていった。今では欧州各国の様々なリーグでサムライたちが戦っている。欧州5大リーグでプレーする日本人も増えるばかりだ。

 イタリアのメディア『AGI』は9月18日、ヨーロッパで競う日本人選手たちを紹介。その中で、一部の選手たちに賛辞を寄せた。

 AGIは「最も興味深い選手はカオル・ミトマ(三笘薫)だ」と伝えている。

「短期間でブライトンのシンボルのひとりとなった。素晴らしいドリブルに恵まれ、サポーターや関係者の心をつかみ、頻繁にトップクラブのうわさになった」

 そして、「中盤ではワタル・エンドウ(遠藤航)もいる。サプライズとしてリバプールに加入し、サポーターが期待した名前ではなかったが、機能する補強となった。現在の日本代表キャプテンで、新世代のタレントたちにとって基準点だ」と続けた。
 
 多くの日本人選手がプレーするブンデスリーガのパートでは、様々な名前を紹介。その中で、今季フランクフルトに移籍して活躍中の堂安律については、「多才で技術的、素晴らしい感覚の持ち主であるウィンガー」と評している。

「おそらく欧州最高級の舞台には適していないだろうが、間違いなく独創的な選手だ」

 ラ・リーガの日本人選手といえば、レアル・ソシエダの久保建英だろう。AGIは「テクニカルで速く、狭いスペースでインテリジェント」と称えている。

「簡単にゴールを見ることができ、素晴らしいフィニッシャーでもある。経験豊富にもかかわらず、まだ24歳になったばかりだ」

  今シーズンは各国リーグで、サムライ戦士たちがどんな活躍を見せてくれるのか。目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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