選手たちが“パンツ一丁”に…南野拓実所属のモナコにまさかのアクシデント。CL初戦に向かう飛行機の空調が故障「半裸のまま滑走路に立つ姿も」

2025年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブ・ブルージュ戦は1-4の敗戦

CL初戦前、モナコの選手たちはアクシデントに見舞われていた。(C)Getty Images

 試合に向かう道中、まさかのアクシデントがあったようだ。

 南野拓実が所属するフランス1部のモナコが現地9月17日、チャンピオンズリーグ(CL)の初戦が行なわれるベルギーに向かう際、空調システム故障により選手たちが下着姿で航空機から降りる異常事態が発生した。

 英紙『THE Sun』によると、機内の空調設備が故障し、客室内の温度が耐え難いレベルまで上昇。選手たちは汗だくになりながら必死に涼を取ろうとしたが、最終的には服を脱いで下着姿にならざるを得ない状況に追い込まれた。

 そんな異常な光景をオランダ代表DFヨルダン・テゼはスナップチャットで撮影し、多くの選手たちが半裸で座席に座る様子を公開していた。
 
 同紙は「モナコの選手たちは機内がサウナ状態になるなか、下着だけを身に着けて座っていた。選手たちは汗でびしょ濡れになり、あおいで体温を下げようと必死だった」と詳細に報じている。さらに「選手たちはその後、半裸のまま滑走路に立つ姿も目撃された」と伝えた。

 アディ・ヒュッター監督は「残念ながら、今日出発することができなかった。技術的な理由により移動が不可能となり、全員の安全が保証されないため、CEO(最高経営責任者)のチアゴ・スクーロ氏と協議のうえ、遠征を延期することを決定した」とコメント。それでも「我々はプロフェッショナルであり、すぐにスケジュールを変更した。土曜日のオセール戦でも当日移動を行なったように、明日ブルージュに向かうのがベストな解決策だ」と前向きな姿勢を示した。

 チームは18日に開催された試合前日にベルギー入りの予定だったが、結局、試合当日の朝の再出発を余儀なくされたようだ。

 なお、予想外のトラブルに見舞われたモナコは、クラブ・ブルージュに1-4の敗戦。CL初戦を落とす結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】機内のエアコンが故障…半裸で熱さに耐えるモナコの選手たち

【記事】彼がいないとここまで違うのか。完敗の日本代表は「生命線」の不在が大きく影響した【担当記者コラム】
 

次ページ【動画】機内のエアコンが故障…半裸で熱さに耐えるモナコの選手たち

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事