「主将に相応しくない」顔面に頭突きで一発レッドのマドリーDFを母国紙が酷評! スペインの著名記者は“被害者”にも不満「大げさだ」「まるで撃たれたかのように…」

2025年09月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「大きな代償を払う可能性があった」

レッドカードを提示されるカルバハル(右端)。(C)Getty Images

 現地9月16日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)の第1節で、王座奪回を目指すレアル・マドリーがマルセイユと対戦。2-1で勝利を収めている。

 何とか勝点3を手にしたとはいえ、批判を浴びているのが途中出場で右SBに入ったダニエル・カルバハルだ。1-1で迎えた72分、相手GKヘロニモ・ルジの挑発に乗って、顔面に頭突きをしてしまい、レッドカードを受けたからだ。

 スペイン紙『AS』は採点記事で10点満点中2点をつけ、こう糾弾した。

「経験豊富とはいえず、キャプテンとしては相応しくないミスを犯した。1-1の同点で、ルジに向かってヘディングをし、チームは10人になり、試合は危機に瀕した。自分がミスを犯したことに最初に気づいたのは彼だった。彼はミスを犯したのだ。大きな代償を払う可能性があった」
 
 一方で、レアル・マドリーの専門サイト『Realmadrid Confidencial』は「マドリーは、普段はこのような挑発に乗らないダニ・カルバハルの無謀な行為により、最終的に10人で試合を終えた」と伝えたうえで、「しかし、どんなに経験豊富な選手でもミスは犯すものだ」と擁護。著名なジャーナリストであるエドゥ・アギーレ氏の見解を掲載している。

「ダニ・カルバハルは間違っているが、ルジが大げさなのも非難されるべきだ。誰かに顔に触れられただけで、まるで撃たれたかのように倒れ込むなんて、到底受け入れられない」

"被害者"ルジのオーバーリアクションが気に入らなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】マドリー主将が敵GKの顔面に頭突きをした決定的シーン

【記事】彼がいないとここまで違うのか。完敗の日本代表は「生命線」の不在が大きく影響した【担当記者コラム】
 

次ページ【動画】マドリー主将が敵GKの顔面に頭突きをした決定的シーン

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事