「なんて図々しいんだ」移籍志願を告白した日本人FW、ゴールパフォが物議「センセーショナル」「彼は出て行きたい。でも…」

2025年09月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

セルティックは2-1で勝利

キルマーノック戦でリーグ戦初得点をマークした前田。(C)Getty Images

 待望のリーグ戦初ゴールで、重圧も軽減されただろうか。ただ、ゴールセレブレーションが話題になっているようだ。

 セルティックの前田大然は9月14日、スコティッシュ・プレミアシップ第5節のキルマーノック戦で、今季リーグ戦初得点をマークした。クロスボールに飛び込んで頭で合わせて均衡を破り、2-1で制したチームの勝利に貢献している。

 周知のとおり、前田は日本代表に合流した際、夏のマーケットでセルティックからの移籍を志願していたことを明かした。個人合意に達し、最終日までクラブに願い出ていたが、認めてもらえなかったという。セルティックは前線の強化が進まず、層の薄さを指摘されていた。

 セルティックに残った前田だが、移籍を望んでいたという告白はスコットランド国内で大きな話題となった。開幕からパフォーマンスに対する批判もあった前田だけに、モチベーションの低下がその一因と指摘されたのだ。
 
 それだけに、キルマーノック戦のゴールは、残留が決まったからにはセルティックで全力を尽くすという前田の気持ちを裏づける一発と言える。しかし、専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、識者たちは『Open Goal』で、エンブレムへのキスというセレブレーションに疑問を呈した。

 記事によれば、アンディ・ハリデイは「あのセレブレーションは? エンブレムにキス、でも彼は出て行きたい。でもエンブレムを叩く」と発言。ポール・スレーンが「エンブレムにキスはセンセーショナルじゃないか?」と続け、サイモン・フェリーは「なんて図々しいんだ」と口にしている。

 移籍希望を告白してから、残留が決まってからも、冬の移籍の可能性が取りざたされている前田。シーズン前半戦を通じて、去就に関するうわさは後を絶たないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】前田大然の豪快ダイビングヘッド弾→物議を醸したゴールパフォ

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