「枠内シュートなしは驚きだ」欧州85発の日本代表FWが開幕5試合無得点に現地騒然 「決定力不足は謎」「苦しんでいる」

2025年09月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーグカップでは1得点を記録

リーグ戦ではまだゴールがない古橋。(C)Getty Images

 古橋亨梧、岩田智輝、藤本寛也が所属するチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガムは、公式戦で3連敗中と苦しんでいる。この3試合でいずれも得点をあげられていない。

 1月にセルティックから移籍したレンヌを半年で去り、1000万ポンド(約20億円)でバーミンガムに加入した古橋は、開幕戦で巧みなループシュートを決めたかに思われた。だが、ファウルの判定で得点は認められず。その後もゴールマウスに嫌われるなど得点をあげられなかった。

 すると、古橋はその後もネットを揺らすことができず。リーグ前節ストーク戦ではスタメンから外れた。リーグカップでは1得点を記録しているが、チャンピオンシップではここまで5試合出場でノーゴールだ。

 さらに、『Football League World』は9月16日、古橋がここまで枠内シュートを記録できていないと指摘した。『FotMob』のデータを紹介し、チーム全体もリーグ最下位の1試合平均1.8本にとどまっているという。
 
 Football League Worldは「バーミンガムに攻撃のクオリティや選択肢が欠けているわけではないだろう。だからこそ、ゴール前での決定力不足はさらに謎となる」と報じた。

「さらに驚きなのは、4試合で先発出場し、5試合で途中出場しているにもかかわらず、キョウゴが今季まだ枠内シュートを記録していないことだ。イプスウィッチとの開幕戦でゴールが取り消され、ポスト直撃という場面もあったが、レンヌから1000万ポンドで移籍した元セルティックFWは、バーミンガムで苦しんでいる」

「バーミンガムが本気で今季昇格に挑戦するつもりなら、クリス・デイビス監督はFWたちがこれまで以上にもっとゴールにシュートを打てるようにする方法を見つけなければならない」

 セルティックではエースとしてサポーターに愛された古橋だが、昨冬の移籍から難しい状況が続いている。相次ぐ国をまたぐ移籍で環境への適応も容易ではないだろう。プレミアリーグ昇格を目指すバーミンガムで流れを変えられるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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