「後半に8点が生まれた試合をどうコメントするんだ? 教えてくれよ」ユーベ指揮官も大興奮!94分&96分弾で追いつく壮絶4-4【CL】

2025年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「冗談はさておき、説明するのは難しい」

ユベントスが驚異的な粘り強さを発揮した。(C)Getty Images

 歴史に残る後半となった。

 現地9月16日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節で、ユベントス(イタリア)がドルトムント(ドイツ)とホームで対戦。スコアレスで前半を終えた後、ハーフタイムを挟んで壮絶な展開になった。

 ユーベは2度ビハインドを負いつき、2-2で後半中盤を迎えるも、74分と86分に失点して2-4に。厳しい状況に追い込まれたが、この日のホームチームはとにかく粘り強い。

 90+4分にドゥシャン・ヴラホビッチが1点を返して反撃ムードをより一層高めると、90+6分にロイド・ケリーが同点ゴールをゲット。土壇場で再び追いつき、大乱戦に4-4で終止符を打った。
 
 選手、サポーター同様、指揮官も大興奮だ。英公共放送『BBC』によれば、昨季途中からユベントスを率いるイゴール・トゥードル監督は「後半に8点が生まれた試合をどうコメントするんだ? 教えてくれよ。冗談はさておき、説明するのは難しい。フットボールは決してゲームオーバーにならない。最後まで自分を信じ続けたことが良かった」と熱く語った。

 その言葉通り、最後の1秒まで決して諦めない姿勢が、大事なCL初戦での勝点1獲得に繋がった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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