フランス代表GKが負傷の名門、日本人守護神が“獲得候補”と現地報道「後継者を選んだ」

2025年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

4年で負傷により40試合を欠場

ボローニャ戦で負傷交代したメニャン。(C)Getty Images

 パルマに所属する鈴木彩艶はこの夏、同じイタリアの名門ミランからの関心がうわさになった。実現はしなかったが、ミランの現状から、さらなる動きにつながるか注目されるところだ。

 移籍市場に精通するマッテオ・モレット記者は、昨季王者ナポリとともに、ミランが鈴木に関心を寄せていたと報じている。正GKマイク・メニャンの去就が不透明だったため、その後釜として日本代表守護神を狙っていたという。

 最終的にメニャンはミランに残り、鈴木の移籍につながることはなかった。だが、今季いっぱいの契約はまだ延長に至っておらず、メニャンは今季限りでの退団もうわさされる。そのため、ミランはカリアリGKエリア・カプリーレとともに、依然として鈴木を注視しているようだ。

 そんななか、メニャンに関するミラン側の不安材料はさらに増した。9月14日に行われたセリエA第3節ボローニャ戦で、メニャンが負傷交代を余儀なくされたのだ。
 
 クラブは翌日、ふくらはぎの筋肉に損傷はなかったと発表した。ただ、『Gazzetta dello Sport』紙は、メニャンがミランでの4年で負傷により40試合を欠場してきたと報道。GKとしては少なくない数字として、メニャンのフィジカルに懸念を表している。これを受け、『calciomercato24』は同日、鈴木が獲得候補だと改めて報じた。

「(SDの)ターレは後継者をすでに選出した」

 2022年のスクデット獲得に貢献したメニャンだが、昨季は欠場こそ1試合だけだったものの、パフォーマンスが安定せず批判も浴びた。30歳になったフランス代表から、23歳の日本代表に、守護神を変更する展望はあるのか。今後の動きが気になるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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