「苦しい時間が続く」広島に完敗の豪州王者メルボルン・シティ。母国メディアが嘆き「大会での勝利なき日々が692日を超えた」【ACLE】

2025年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「コンディション面での差は明らかだった」

広島が豪州王者に2-0で勝利。大会初戦を白星で飾った。 (C)Getty Images

 サンフレッチェ広島は9月16日、アジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージの第1節で、オーストラリアのメルボルン・シティ(オーストラリア)と敵地で対戦。2-0の快勝で大会白星スタートを切った。

 オーストラリア通信社『AAP』は、「苦しい時間が続く」と題して昨季のAリーグ王者であるメルボルンCの敗戦を報道。「試合を通じてリズムを見つけることができず、マルコス・ジュニオールと中島洋太朗のゴールで敗北を喫した」と、完敗であったとの見解を示した。

 続けて、「シティは7月以降公式戦を戦っておらず、一方の広島はJリーグで29週目を迎えるなど、コンディション面での差は明らかだった」と分析。試合内容については、広島が優勢だったとした。

「広島は序盤から試合を支配し、シティは日本側の守備ラインを脅かすことができなかった。広島は短く鋭いパスでシティの守備を崩し、試合のペースを上げた。最後は中野就斗のクロスから中島洋太朗がヘディングでGKビーチを破り、試合を決定づけた」
 
 また同メディアは、母国クラブの厳しい現状を説明。「オーストラリアのクラブの同大会での勝利なき日々が692日を超えた」と伝えた。

「Aリーグのチームがアジア最高峰の大会で最後に勝利したのは、2023年10月25日、メルボルンがタイの強豪ブリーラム・ユナイテッドを2-0で破った時だった。昨シーズン、セントラルコースト・マリナーズはこの大会でわずか1ポイントしか獲得できていない」

 記事の最後には、「ウエスタン・シドニー・ワンダラーズが2014年にサウジアラビアの強豪アル・ヒラルを破って優勝したのが、オーストラリアクラブ唯一の大会制覇となっている」と、オーストラリア勢の苦闘の歴史に触れて締めくくられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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