「ドンナルンマ獲得を目ざさなかったなら犯罪」マンU屈指のレジェンドが低迷する古巣に抱く疑問「問題はMF。FWが3人も必要か?」

2025年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

OGとPKを除けば、今季プレミアで1ゴールのみ

昨季まで正GKを務めたオナナ(左)とアモリム監督。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド屈指のレジェンド、ポール・スコールズ氏が古巣の補強に疑問を呈した。英公共放送『BBC』が伝えている。

 昨季は衝撃のプレミアリーグ15位で終わったユナイテッドは、今夏にいずれもFWのブライアン・ムベウモ、マテウス・クーニャ、ベンヤミン・シェシュコらを獲得。一方で、MFの新戦力はゼロだ。また、正GKを務めていたアンドレ・オナナが、カラバオカップ2回戦で4部のグリムズビーに敗れた後、トルコのトラブゾンスポルに期限付き移籍した。

 テコ入れをしたが、チーム力が向上したとは言い難い。今季開幕から公式戦5試合を戦ってわずか1勝、リーグ戦4試合での得点数は4(うちオウンゴールが2つ、PKが1つ)に留まっている。

 スコールズ氏は「質が伴っていないと思う」と切り出し、ルベン・アモリム監督が採用している3-4-2-1のシステムにおける、2ボランチを特に問題視した。

「中盤の選手の4、5人のうち2人、カゼミーロ、ブルーノ(・フェルナンデス)、(コビー)メイヌー――彼が試そうとするどのコンビも機能していないようだ。これが大きな問題だ。私は夏の間ずっと、絶対的な優先事項は脚力があり、試合をコントロールできるセンターミッドフィルダーの獲得だと考えていた」
 
 ユナイテッド一筋でプレーした50歳の元イングランド代表MFはまた、GKに言及。パリ・サンジェルマンで構想外になり、マンチェスター・シティに移籍したジャンルイジ・ドンナルンマを獲るべきだったと訴えた。

「ゴールキーパーも重大な問題だった。グリムズビー戦まで待たなければ、オナナが十分でない事実に気付かなかったのか? もしユナイテッドが、ドンナルンマが移籍可能になった時に獲得を目ざさなかったなら、それは犯罪行為だ。補強部門はフォワードを買った。確かにその必要性はあったが、3人も必要だったのか? そうは思えない」

 アモリム監督が率いるユナイテッドは、9月20日にチェルシーをホームに迎える。状況を好転させる兆しを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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