「無慈悲だ」「残酷な決断」の声も…リバプール左SBが前半のうちに途中交代。スロット監督が意図を明かす「唯一、負けることがあるとすれば…」

2025年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

リバプールはプレミア開幕4連勝

バーンリー戦に先発したケルケズ(右)。(C)Getty Images

 リバプールのアルネ・スロット監督が、DFミロシュ・ケルケズの交代理由を説明した。

 現地9月14日に開催されたプレミアリーグの第4節で、日本代表MF遠藤航が所属する王者リバプールがバーンリーと敵地で対戦。90+5分にエースのモハメド・サラーがPKを決めて、1-0の劇的勝利を飾った。

 この一戦に、今夏にボーンマスからリバプールに加入したケルケズは、左サイドバックで先発出場。しかし、22分に敵陣ペナルティエリア内でのシミュレーションを取られてイエローカードを受ける。さらにその後もカードぎりぎりのファウルを犯すなど、守備での不安定さも見せた。
 
 すると、アルネ・スロット監督はケルケズが2枚目のイエローカードを受けて退場となるリスクを回避したかったのか、38分にアンドリュー・ロバートソンと交代させたのだ。

 英メディア『Football Insider』によると、この指揮官の早い決断に対して、リバプールファンからは「無慈悲だ」「今日はケルケズの日ではない」「良い判断だと思う」「残酷な決断」「彼は興奮しすぎていた」といった賛否の声が上がっていたという。

 英公共放送『BBC』によれば、試合後の記者会見でスロット監督は、ケルケズの早期交代の意図について、次のように述べている。
 
「彼がカードをもらったからだ。ここにいる(バーンリーの)ファンは、ミロシュが2枚目のイエローカードをもらって退場になれば、勝てるチャンスがあると思っていたと思う。彼が次のファウルを犯さないという保証は100パーセントではない。今日、我々が唯一、負けることがあるとすれば、10人になることだと考えた」

 結果的にリバプールは勝利を収めて開幕4連勝。指揮官の判断が功を奏した形となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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