小野伸二は子どもたちに伝えたい。サッカーってもっと自由だよ。教え込まれすぎて「自分のアイデアが失われつつあるのが心配」

2025年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

“やらされている”ではなく“自分からやる”

自分なりの指導論を語った小野氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 現役時代は創造性にあふれるプレーヤーだったからこそ、説得力がある。

 元日本代表MFの小野伸二氏が、鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出演。子ども時代を振り返るなかで、それぞれの所属クラブで1週間に何回、練習していたかが話題になる。

 週に2~3回だったという小野氏に対し、鈴木氏が「なんで俺、週12回ぐらい練習していたのに上手くならなかったんだろう」とぼやく。それを笑顔で否定する小野氏が、「自分でやろうって(する)、その大事さだよ」と、自身の考えを話す。

"やらされている"ではなく"自分からやる"。「教えられることは、すごく大事なことで、だけど教え込まれすぎて、自分のアイデアとか、そういうのが失われつつあるのが心配」。
 
 現在はサッカー教室で子どもたちと接することもある。「自分がそうやって、いろんなところに行って、子どもたちに、イマジネーションというか、サッカーはいろんなイメージができるってことを伝えたいなっていうのは、すごくある」という。

 かつての小野氏のように、意外性に富むプレーで観る者をワクワクさせるような選手が育ってくれることを願っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】小野伸二が学生時代に抱いていた目標「世界一の選手になる」

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