まさかロングスローで…お株を奪われる失点に、町田指揮官は「ショックが大きかった」。次は初のACLEだ「気持ちを引き締め直して頑張りたい」

2025年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1つでも多くの勝利を届けられるように」

先行逃げ切りのプランが崩れるも、引き分けに持ち込んだ町田。黒田監督は「1点を返してくれたこと、それは素晴らしかった」と振り返る。写真:福冨倖希

 まさかの形で失点した。

 FC町田ゼルビアは9月12日、J1第29節で横浜FCとホームで対戦。スコアレスで迎えた56分、相手のロングスローから伊藤槙人に押し込まれ、先制を許した。

「我々にとっては、やっぱり先行逃げ切り、1点を取って、1-0で勝ち切るのがプランだった」と、町田の黒田剛監督は試合後のフラッシュインタビューで明かす。だが、「ロングスローという我々がお株にしているようなところからの失点で、すごくショックが大きかった」と悔しがる。

 リードを奪われたが、88分に同点に追いつく。仙頭啓矢のクロスを相馬勇紀が折り返し、最後はミッチェル・デュークがヘディングシュートでネットを揺らした。

「後半に入った選手たちが躍動してくれて、1点を返してくれたこと、それは素晴らしかった」と指揮官も称える。1-1の引き分けに持ち込み、貴重な勝点1を手にした。
 
 この日はJ1で町田対横浜FCのほか、2試合が行なわれ、神戸対柏は0-0、広島対京都は1-1と、いずれもドロー決着だった。黒田監督は「他会場を見ても、どこも引き分けで難しいゲームをやっていますので、我々も屈することなく、次に切り替えて」と話し、こう続ける。

「次はアジア。アジアの戦いでファン・サポーターに1つでも多くの勝利を届けられるように、もう一度、気持ちを引き締め直して頑張りたい」

 町田はクラブ史上初のアジア・チャンピオンズリーグエリートに挑む。中3日で韓国のFCソウルと激突。幸先の良いスタートを切りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ロングスローから失点した町田。だがデューク弾でドローに持ち込む

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