「ボールを奪いに行く時の距離が一歩遠かった」JFA宮本会長が指摘したアメリカ戦の反省点。マインドセットの向上にも期待

2025年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シミュレーションはある一定程度できた」

アメリカ戦後、囲み取材に応じた宮本会長。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 日本代表は現地9月9日、国際親善試合でアメリカ代表とコロンバスのLower.com フィールドで対戦。0-2で敗れた。

 試合後、囲み取材に応じた日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は、まず3日前のメキシコ戦とのパフォーマンスの差に言及した。

「明らかに今日の試合とメキシコの試合を比べた時に、相手のボールを奪いに行く時の距離が一歩遠かったと思うし、下がらざるを得ない状況になるシーンも多く、そういったところが反省点じゃないかと思います」
 
 日本はメキシコ戦からスタメンを総入れ替え。メキシコ戦で見せたようなアグレッシブさが足りなかったようだ。

 宮本会長は積極性を出せなかった原因として、チーム全員の共通意識の水準に思うところがあったようで、次のように続ける。

「勝負どころというか、気を抜いてはいけないところとか、そこをある一定の選手が分かっていてプレーしているだけではなく、どんな選手が出ても締めるべきところとかは大事だと思うので、そこの意識やマインドセットは、やはり上に行くためにはもっとレベルの高いものが必要かなと思っています」

 最後にJFAとしてピッチ外での収穫を問われると、「移動のところ、機内での過ごし方、食事のタイミングとかは選手も感じられたと思うし、そういったシミュレーションはある一定程度できたと思います」と語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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