「欧州に戻れて嬉しい。キャリアの秋を迎えた今…」34歳で再挑戦!“真のサッカー人間”原口元気の決意。新天地SDは確信

2025年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ハラグチは日本のサッカー界におけるビッグネームだ」

欧州キャリアを再始動する原口。写真:鈴木颯太朗

 ベルギー2部ベールスホットが現地9月8日、浦和レッズから原口元気を完全移籍で獲得したと発表した。1年契約で1年のオプション付きだ。

 ベールスホットは昨季、最下位で終わり、今季から2部で戦う。1年での復帰を目指すにあたり、移籍期間最終日に獲得した34歳の新戦力を次のように説明した。

「日本の攻撃的MFは豊富な経験を持つ。プロとして607試合に出場し、そのうち74試合は日本代表としてプレーしている。彼はドイツでも知られた存在だ。2014年から2024年にかけて、ヘルタ・ベルリン、デュッセルドルフ、ハノーファー、ウニオン・ベルリン、シュツットガルトに在籍し、ブンデスリーガ通算173試合に出場している。

 昨シーズンに帰国し、浦和に復帰した。しかし、ゲンキは真のサッカー人間であり、現役引退後にヨーロッパでコーチとしてのキャリアをスタートさせたいと考えている。その展望を念頭に、ゲンキは今、ベールスホットでの冒険を選択した」
 
 同クラブはその上で、原口とスポーツディレクターを務めるムラト・アキン氏のコメントを伝えている。

原口
「ヨーロッパに戻れて嬉しい。ベールスホットでの最初の試合をとても楽しみにしている。選手としてのキャリアの秋を迎えた今、チームで重要な役割を担えるよう願っている。このクラブはエネルギーに満ち溢れており、それは将来のコーチとしてのキャリアにおいても、間違いなく大きな学びとなる。みんなで素晴らしいものを作り上げよう」

ムラト・アキンSD
「ハラグチは日本のサッカー界におけるビッグネームだ。私たちのプロジェクトを信じてくれたことを大変誇りに思うと同時に、彼がチームに大きな付加価値をもたらすと確信している。76得点79アシストの実績を持つ彼は、ゴールへの道筋を知っているMFだ」

 日本代表での実績も十分で、ロシア・ワールドカップではベルギー相手に鮮烈なゴールを奪った。"真のサッカー人間"原口は、欧州で再び輝きを放てるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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