「彼を売却するなどあり得ない」日本代表FWの移籍志願→クラブが拒否の問題にOBが見解「失えば信じられないほど弱体化する」

2025年09月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「トルコ市場やサウジアラビア市場はまだ開いている」

移籍を志願していたと打ち明けた前田。(C)Getty Images

 前田大然は、夏の移籍市場でセルティックからのステップアップを望んでいたことを明かした。当然、スコットランドでは衝撃の発言として取りざたされている。

 選手が移籍を望んでいたことを自ら認めたことで、関心を寄せるクラブはさらに魅力を感じたかもしれない。そして、主要リーグのマーケットが終了した今でも、前田を獲得することが可能なクラブはある。市場が開いているリーグのクラブだ。

 しかし、だからといって、前田を売却するとなれば、セルティックは代役を確保することができない。だからこそ、どんな条件のオファーがあっても放出は不可能との声が寄せられている。

 専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、スコットランドでプレーし、指導してきたジム・ダフィーは、『Clyde 1 Superscoreboard』で「セルティックには選手をとどめる権利がある。契約を結んでいるからね」と話した。

「だが、トルコ市場やサウジアラビア市場はまだ開いていると思う。だから、彼に対する関心が寄せられる可能性はまだあるだろうね」

「しかし、たとえセルティックが信じられないようなオファーを受けたとしても、彼を売却するなどあり得ないよ。代役の選手を獲得できる状態にないからね。彼らはすでに弱くなっている。だから、マエダを失えば彼らは信じられないほど大きく弱体化する」
 
 コメントを伝えた67 HAIL HAILは、「ダフィーが言うように、たとえ規格外のオファーが届いても、セルティックが来週マエダを売るなどとは考えることすらできない」と同調している。

 それでも、前田は今回の発言で「セルティックにいることをもう望んでいない選手」とみなされることになった。プロ意識の高さを信頼する声は多く寄せられているが、結果次第では厳しい声があがることもやすやすと想像可能だ。

 セルティックがシーズン開幕から早々に批判を浴びるなか、前田も序盤戦で難しい立場に立たされるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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