森保ジャパン、強豪メキシコと0-0ドロー。南野のボレーも枠の上…再三のチャンス活かせず

2025年09月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

前からのプレスで何度も好機を創出

鮮烈なボレーシュートを放った南野。森保ジャパンのメキシコ戦は0-0でドローに終わった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は現地9月6日(日本時間7日)、国際親善試合でメキシコ代表とアメリカのオークランドで対戦。0-0のドローに終わった。

 アメリカ遠征の初戦。現在、4連敗中のメキシコに挑む森保ジャパンのシステムは3-4-2-1で、スタメンにはGK鈴木彩艶、DF板倉滉、渡辺剛、瀬古歩夢、MF遠藤航、鎌田大地、堂安律、久保建英、南野拓実、三笘薫、FW上田綺世が名を連ねた。

 日本は立ち上がりから、前線で積極的にプレッシャーをかけると、4分には高い位置でボールを奪ってショートカウンターを発動。久保の左足で放ったシュートは、ゴール左に外れる。

 素早い攻守の切り替えを披露する。ボール奪取からしっかりとフィニッシュにつなげて、11分には、三笘からのショートパスを受けた久保が相手の意表を突く、鋭いミドル。これはGKの好セーブに阻まれる。

 15分には最終ラインからのロングフィードに堂安が抜け出す。最後はGKの頭上を抜くループシュートを狙うが、勢いがなくゴールライン手前で相手DFに回収された。

 逆に守備ではメキシコにチャンスを与えず。カウンターを受けても遠藤や三笘が果敢なプレスバックで攻撃の芽を摘む。3CBの板倉、渡辺、瀬古も冷静に対応。クロスを入れられても、瀬古がゴール前で相手に身体を当てて、シュートを打たせない。

 強豪国相手に攻勢を強めてチャンスを得ながら1点が遠かったが、無失点の0-0で前半を終えた。
 
 後半も日本は、前からの激しいプレスで相手を追い込みミスを誘う。48分には、ショートカウンターから、久保が放ったシュートのこぼれ球に上田が詰めるが、シュートはGKにキャッチされる。

 53分には決定機。堂安との連係からペナルティエリア右に飛び出した久保が、浮き球のクロスを供給。これにファーサイドで反応した南野が左足で合わせたボレーは、ミートできず。クロスバーの上に外れた。

 60分には板倉が倒れ込み、無念の負傷交代。関根大輝が緊急投入される。68分には、セットプレーからピンチ。相手のヘディングシュートは、GK鈴木がファインセーブで防ぐ。直後に前田大然、伊東純也、佐野海舟が途中出場した。

 拮抗した展開となるなかで、日本は冷静にビルドアップ。80分、伊東の右サイドからのクロスに前田が競るが、合わせられない。

 81分には鈴木唯人と町野修斗を投入。その後もにらみ合いが続く。後半ATには決定的機会の阻止でメキシコのモンテスが一発退場に。日本はこれで得た数的優位を活かして攻め込むが、それでも1点が遠い。

 結局、最後までスコアボードは動かず、アメリカ遠征の初戦は痛み分けとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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