「手本にしたところもある」日本のエースFWが“ライバルだった”メキシコ代表戦士に言及「僕に足りないものを…」【現地発】

2025年09月06日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

開幕3試合で4ゴールと絶好調

メキシコ代表FWについて語った上田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 日本代表は現地9月6日(日本時間7日)、アメリカのオークランドでメキシコ代表と親善試合を戦う。

 1トップでの先発が予想される上田綺世(フェイエノールト)は、かつてのライバルで、現在はイタリアの名門ミランでプレーするメキシコ代表のFWサンティアゴ・ヒメネスとの対戦を心待ちにしているようだ。

「楽しみですね。彼とは良い関係ですし、ミランで試合に出ているので。日本代表にどんなプレーをするのか、そういうのも見られたら楽しみですね」

 そのヒメネスはフェイエノールト時代、絶対的エースとして君臨。上田はなかなか先発の機会を得られなかった。

「僕が行って1年目、2年目の途中まで彼がフォワードで出てて、結果を残していて、僕に足りないものを持っている存在として、お手本にするところもあったし。クラブからも、サンティのプレーを見て、こういうふうにやってほしいというのもあったし、そういう点では彼から学ぶのも多かった」
 
 ただ、その好敵手が移籍して以降は、CFのポジションを勝ち取り、今季もリーグ戦開幕う3試合で4ゴールと絶好調だ。

「今は自分のスタイルで、彼と同じようにやっているわけじゃない。逆に自分の中で彼にできないこととか、自分にしかできないこととか。同じようなプレーでも、自分なりのスタイルを見つけるというところはフォーカスしてやってきた」

 フェイエノールトの新旧エース対決は、メキシコ戦の見どころの1つだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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