試合後に相手スタッフへ唾吐き。インテル・マイアミのルイス・スアレスが6試合の出場停止処分。追加ペナルティの可能性も

2025年09月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

処分は来季の同大会にのみ適用

6試合の出場停止処分がくだされたスアレス。(C)Getty Images

 インテル・マイアミに所属するルイス・スアレスが、リーグカップ決勝でのシアトル・サウンダーズ戦後に発生したトラブルにより、6試合の出場停止処分を受けた。8月31日に行なわれた試合終了直後、スアレスは両チーム選手が入り乱れる乱闘の中で問題行動に及び、相手クラブのスタッフに唾を吐きかけた。

 英公共放送『BBC』によると、「スアレスはサウンダーズのMFオベド・バルガスの首を掴み、その後チームメイトのセルヒオ・ブスケッツがバルガスの顎を殴打。直後、スアレスはサウンダーズのセキュリティディレクター、ヘネ・ラミレスと口論となり、チームメイトのオスカル・ウスタリに制止されたものの、ラミレスの顔に唾を吐いた」と事件の詳細が報じられている。

 また、リーグカップの規律委員会は、スアレスの処分について「来季の同大会にのみ適用する」とし、さらにメジャーリーグサッカー(MLS)は「追加処分の可能性がある」とも。リーグカップはMLSとメキシコのリーガMX所属チームによる毎年開催の大会である。
 
 今回の騒動では他にも処分が科されており、インテル・マイアミのセルヒオ・ブスケッツとトマス・アビレスにはそれぞれ2試合と3試合の出場停止、シアトルのコーチングスタッフのスティーブン・レンハートには5試合の出場停止となる。

『BBC』はスアレスの過去にも言及。「2011年のリバプール時代に、マンチェスター・ユナイテッドのパトリス・エブラへの人種差別で8試合の出場停止処分を受けたほか、アヤックス、リバプール、ウルグアイ代表では、噛み付き事件で処分されている」と伝える。

 今回の一件はスアレスのキャリアにおける過去の問題行動と重なり、今後MLS側の追加処分やクラブ側の対応が注目される。なお、スアレスは自身のSNSで「私は間違っていました。心から後悔しています」など謝罪している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】決勝後に乱闘が勃発! インテル・マイアミFWスアレスが相手スタッフに唾吐きか。被害を受けた本人は「彼に噛まれるかと思ったよ」

【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの"元恋人&パートナー"たちを年代順に一挙公開!

【画像】華やかに可憐にピッチで輝く!世界の"美女フットボーラー"を一挙紹介!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事