「彼が望んだ」「高く評価」イタリア王者の世界的名将が23歳日本代表の獲得を熱望していた!なぜ移籍が成立しなかったのか?

2025年09月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「新しい経験を探していなかった」

ナポリをスクデットに導いた闘将コンテ。(C)Getty Images

 日本代表GKの鈴木彩艶は、この夏もビッグクラブからの関心がうわさされた。だが、最終的にはパルマに残留している。

 鈴木を狙っていると言われた強豪のひとつは、昨季のセリエAを制した王者ナポリだ。アントニオ・コンテ監督が鈴木を望んでいると騒がれた。しかし、最終的にナポリはトリノからヴァニャ・ミリンコビッチ=サビッチを獲得。アレックス・メレトとの2人体制を選んだ。

 ナポリが23歳の守護神を獲得しなかった理由は、パルマからの移籍金要求、そして環境を変えたくないという鈴木本人の意向があったようだ。

 ナポリ専門サイト『CalcioNapoli24』によると、移籍市場に精通するマッテオ・モレット記者は、「スズキはナポリのリストにいた。コンテがスズキを高く評価しているんだ」と話した。

「彼が望んだGKは2人だけだった。ミリンコビッチ=サビッチかスズキだ。だが、パルマはずっと3000~4000万ユーロ(約48億~64億円)を求めた。加えてワールドカップイヤーとあり、選手が要求していたことも違っていたんだ。彼は新しい経験を探していなかった。だから、スズキは残り、ナポリはミリンコビッチ=サビッチをまとめた」
 
 セリエA開幕から2試合、ナポリはメレトを起用し、ミリンコビッチ=サビッチはベンチから見守るだけだった。世界的な指揮官が率い、チャンピオンズリーグにも出場する強豪でポジションを争うのと、パルマで絶対的な正守護神として続けるのと、どちらが鈴木にとって良かったのか。

 いずれにしても、鈴木にはマイク・メニャンの後釜としてミランが関心を寄せているとのうわさもある。GK大国で評価を高めていることは確かだ。まずはパルマでさらに飛躍することが期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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