「悔しいと思わなければ、選手をやめた方がいい」まさかの落選に日本代表DFが本音→追加招集で“復活当選”「急にきましたけど…」【現地発】

2025年09月05日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「呼んでもらえてありがたい」

メキシコ戦に向けて調整する菅原。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 日本代表は現地9月6日にメキシコ代表、同9日にアメリカ代表との国際親善試合を戦う

 安藤智哉が怪我のため不参加となったため、最後に追加招集されたブレーメンのDF菅原由勢が4日の練習後に取材に応じた。

 直前にサウサンプトンからブレーメンへの移籍があったなか、やや意外だった最初の落選については「シーズン始まってからも含めて、満足なパフォーマンスができていなかった」と納得しつつも、「悔しいと思わなければ、選手をやめた方がいいと思うし、そこを目指して戦っているので」と本音もこぼした。

「悔しかったですけど、しっかり新チームで活躍することが大事だと思うので。新チームで1試合に出られて、こう呼んでもらえてありがたいですね」
 
 追加での"復活当選"については、「代表なんでね、率直に嬉しかったし、月曜の朝に急に(連絡が)きましたけど、嬉しかったですね」と口にした。

 招集されたとはいえ、3-4-2-1が基本の現代表では主戦場である右SBのポジションがないため、堂安律や伊東純也らのアタッカーと右ウイングバックのポジションを争うため、出場機会を得るのは簡単ではない。

「チームに求められるものをしっかりやりつつも、自分が入ったときに違いを見せれるようにはしっかり準備していきたいなと思います」

 FIFAランクでは日本より上のメキシコ、アメリカとの対戦では、守備的な選手が必要なケースも出てくる可能性は十分にある。ブンデスリーガに籍を移した25歳はその時を虎視眈々と狙っているはずだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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