「これほど強力なスカッドを持つアジアのクラブはない」市場価値の総額は2億ユーロ超え! サウジ名門の豪華陣容に海外驚嘆「全盛期の選手を次々と獲得」

2025年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

トルコの19歳俊英と4年契約

ネームバリューのあるタレントを次々と獲得するアル・ヒラル。(C)Getty Images

 サウジアラビアの名門アル・ヒラルが現地9月2日、トルコの若手DFユスフ・アクチチェクと4年契約を結んだと発表した。

 2006年生まれのアクチチェクは、トルコ国内のみならず欧州全体から注目されている19歳だ。世代別代表の常連で、名門フェネルバフチェのユースを経て、2023-24シーズンにトップチームデビューを果たす。昨季は準レギュラーとして20試合に出場した。

 今夏のマーケットでも関心を集めていた俊英のアル・ヒラル加入は、国内外で小さくない反響を呼んだなか、韓国メディアも反応。『スポータルコリア』は、「欧州の複数の名門クラブからオファーが届いていたが、突然サウジ行きを選択した」とし、トルコの移籍市場に詳しいヤウズ・サブンジュオール氏らの情報として「移籍金は2200万ユーロ(約38億円)程度」と伝えている。

 また同メディアは「これほど強力なスカッドを持つアジアのクラブは、かつてなかったのではないか」と驚嘆。次のように続ける。
 
「アル・ヒラルはアクチチェクを獲得し、隙のないチーム編成を完成させた。サッカー専門統計メディア『トランスファーマルクト』によれば、現在アル・ヒラルに所属する選手の市場価値の総額は、2億4623万ユーロ(約420億円)にのぼり、アジアのクラブで独走状態となっている」

 さらに記事では、アル・ヒラルの移籍市場での方針が大きく変わった点にも言及。「サウジの国富ファンド(PIF)による大規模な支援が始まって以来、主に欧州の主要リーグで競争力を失った選手が多く移籍してきたが、近年はなお5大リーグで活躍できる全盛期の選手を次々と獲得している。今夏だけでもテオ・エルナンデス、ダルウィン・ヌニェスに続きアクチチェクを加え、チームは最高潮に達した」と報じている。

 アル・ヒラルで指揮を執るのは、欧州での実績も十分なシモーネ・インザーギ監督。まさに豪華な陣容でアジアを席巻しようとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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