豪州2部クラブはなぜ山村和也を獲得したのか。指揮官は「そのリーダーシップと技術力は我々の挑戦に不可欠」と期待

2025年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「2026シーズンに向けた大きな後押しとなるだろう」

豪州2部のウロンゴンが山村の獲得を発表した。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 オーストラリア2部のウロンゴン・ウルブスFC は現地9月2日、J1の横浜F・マリノスから山村和也を獲得したと発表した。

 流通経済大を卒業後、鹿島アントラーズでプロキャリアをスタートさせた山村は、これまで鹿島アントラーズやセレッソ大阪、川崎フロンターレを渡り歩き、2024年に横浜FMに加入。日本代表歴もある35歳MFの実績は十分で、様々なポジションをこなせるユーティリティプレーヤーとして重宝されてきた。
 
 ウロンゴンの公式サイトによると、ルーク・ウィルクシャー監督は山村を獲得した理由について、「カズヤはJ1リーグで数々の優勝を経験し、アジア最高峰の舞台で豊富な実績を積んできた。そのリーダーシップと技術力は、我々のチャンピオンシップ挑戦において不可欠であり、2026シーズンに向けた大きな後押しとなるだろう」と語っている。

 また、同クラブのトーリー・ラヴァル会長も期待を寄せており、「カズヤのような実績ある選手、常にトロフィーを掲げ、最高峰で戦い続けてきた選手を獲得できたことは、ウルブズにとって大きなことだ。彼は実績のある勝者であり、キャリアの次のステップとしてウロンゴンを選んだことを大変嬉しく思う」とコメントした。

 山村にとっては自身初の海外挑戦。横浜FMを通じては「オーストラリアの地で力をつけてきます」と決意を伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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