「称賛や注目を集めようとしたわけでない」名門の日本人コンビ、ピッチ外の“知られざる行動”に海外賛辞「シンプルに優しさから…」

2025年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どのような人間かを物語っている」

ピッチ外の行動が話題となった前田(左)と稲村。(C)Getty Images

 8月23日のリビングストン戦でデビューを飾ったセルティックの新加入DF稲村隼翔と、その一戦に後半途中から出場した前田大然が試合後、グラスゴーの路上で地域の慈善活動に参加していたことが分かった。セルティック専門サイト『Celts Are Here』が25日、「静かだが意義深い行為」と両選手に賛辞を寄せている。

 報道によると、前田と稲村の行動が判明したのは、慈善団体のSNSでの投稿。Celts Are Hereは「どちらも称賛や注目を集めようとしてのことではない。団体が写真をシェアしなければ、彼らがそこにいたことすら誰も知らなかっただろう」と報じた。

「団体によると、選手たちは静かにやってきて、寄付をし、騒ぎにすることなく支援を申し出たという。報道陣のカメラやクラブの投稿はない、ただふたりのサッカー選手が、気にかけていることを示したのだ」

「シンプルだが、マエダとイナムラがどのような人間かを大きく物語っている。彼らはイナムラの加入から友情を築いており、サッカーを超えてつながっていることは明白だ。大半のファンが注目するのはピッチでの出来事だが、この瞬間は違う側面も示している」
 
 同メディアは「マエダはそのエネルギーや正直さ、真摯な姿勢がファンに知られている。イナムラも同じであることを示した。加入から鋭さを見せている彼だが、この行動でサポーターとの絆はさらに深まるばかりだろう」と続けている。

「どちらも賛辞を求めたわけではない。だからこそ、その行動がなお際立つ。あらゆる瞬間がオンラインで共有される昨今、彼らはシンプルに優しさからの行動をとった。それが正しいことだからだ」

 日本人選手たちがセルティックで愛される理由は、ピッチ上でのパフォーマンスだけではない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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