「MLSはいくつかの欧州リーグより上」「必ずしも移籍する必要はない」欧州名門を渡り歩いた大物指揮官、日本戦を前に興味深い見解

2025年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ヨーロッパでプレーしているからといって、MLSの選手より上というわけではない」

昨年9月にアメリカ代表監督に就任したポチェティーノ。(C)Getty Images

 アメリカ代表を率いるマウリシオ・ポチェティーノ監督が、メジャーリーグサッカー(MLS)を巡り、独自の見解を示した。韓国メディア『MKスポーツ』などが伝えている。

 ポチェティーノ監督は9月の日本戦、韓国戦に向けて22人を招集。クリスチャン・プリシック(ミラン)やティモシー・ウェア(マルセイユ)らが名を連ねたほか、過半数を占める12人がMLS勢であり、カナダのクラブもあるとはいえ、いわゆる国内組だ。

 これまでトッテナム、パリ・サンジェルマン、チェルシーと欧州の名門でキャリアを築いてきた53歳のアルゼンチン人指揮官は、今回のメンバー発表に際し、「我々はMLSを評価する必要がある」と主張。次のような考えを示した。
 
「MLSでプレーする選手たちも代表でプレーする力がある。必ずしもMLSからヨーロッパに移籍する必要はないと思う。MLSはいくつかの欧州リーグよりも競争力がある。ヨーロッパでプレーしているからといって、MLSの選手より上というわけではない。我々はそのような形で選手にアプローチしない」

 リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)、今夏に参戦したソン・フンミン(ロサンゼルスFC)やトーマス・ミュラー(バンクーバー・ホワイトキャップス)ら、ビッグネーム揃い踏みでも注目を集めるMLSを高く評価しているようだ。

 欧州をよく知る名将の発言だけに、非常に興味深い。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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