現地時間８月25日に開催されたプレミアリーグの第２節で、遠藤航が所属するリバプールが、ニューカッスルと敵地で対戦。３－２で勝利して、開幕２連勝を飾った。

　この一戦で劇的な決勝ゴールを決めたのが、16歳の超逸材FWリオ・エングモハだった。

　２－２の同点で迎えた90＋６分に投入されて、プレミアリーグデビューを果たすと、その４分後、右サイドからのグラウンダーのクロスをドミニク・ソボスライがスルーしたところに反応。ダイレクトシュートをファーサイドに突き刺した。
 

　米スポーツチャンネル『ESPN』によると試合後、リバプールのアルネ・スロット監督は、チームを救った16歳に対して、次のように賛辞を贈った。

「16歳にして、素晴らしいゴールだった。あの年齢にして本当に決定力がある。彼はとても自信に満ちていて、この得点も偶然ではない。本当に優れたフィニッシャーだ」

　また、主将のフィルジル・ファン・ダイクも、「彼にとって夢のようなデビューだ。完璧な攻撃だった。冷静さを保ち、ゴールを決めるための正しい解決策を探り、それを実現した。リオの活躍をとても嬉しく思う」とエングモハを称えている。

　末恐ろしい神童の誕生だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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