「シティでの時間は本当に素晴らしかった。だが…」マンC10番→エバートン18番が完全復活へ。三笘薫を擁する難敵相手に鮮烈2A

2025年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブW杯はメンバー外、北中米W杯は?

新スタジアム初戦で主役になったグリーリッシュ。(C)Getty Images

 元マンチェスター・シティの10番、現エバートンの18番がこけら落としの主役になった。

 8月24日に開催されたプレミアリーグ第2節で、昨季13位のエバートンが三笘薫を擁する同8位のブライトンと新本拠地ヒル・ディッキンソン・スタジアムで対戦。シティからレンタルで加入中のジャック・グリーリッシュが2アシストをマークし、2-0で快勝した。

 23分に高速クロス、52分に優しい落としで得点を演出した29歳のイングランド代表MFは、英衛星放送『Sky Sports』のインタビューに対応。手応え十分にこう語った。

「これは大きな試合だった。新しいスタジアムでの初戦だったので、良い戦いを見せたいと思っていた。その目標は達成できた。ブライトンとの試合はタフだから、勝利を手にできて嬉しい」
 
 グリーリッシュはシティ4年目だった昨季、リーグ戦での先発は7試合に留まり、クラブ・ワールドカップ(W杯)ではメンバー外になった。キャリアの立て直しへ期する思いは強い。

「マンチェスター・シティでの時間は本当に素晴らしかったが、今夏は変化が必要だと感じた。デイビッド・モイーズ(監督)とフェイスタイムで話した瞬間、ここに来たいと思った。加入した理由はたくさんあるなかで、今日その理由を示した」

 アストン・ビラからシティに渡った際の移籍金から、"1億ポンドの男"とも称される逸材は完全復活なるか。屈辱のクラブW杯を経て、北中米W杯を見据えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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