後半ATに2回の決定機をモノにできず。マリノス松村晃助は町田とのスコアレスドローを悔やむ「どちらか1つでも決めていれば」

2025年08月24日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

「最後の質の部分が自分の課題」

特別指定選手として横浜FMに帯同する松村。直近のリーグ戦では出番が増えている。(C)SOCCER DIGEST

[J1第27節]横浜FM 0-0 町田/8月23日/日産スタジアム

「自分のところで決定機が2つもあったなかで、そのどちらか1つでも決めていれば勝点3が取れた試合だったので、責任を感じています」

 0-0で勝点1を分け合った首位のFC町田ゼルビアとの一戦で、横浜F・マリノスの松村晃助は試合後に悔しさを滲ませた。

 71分に右ウイングへ投入された松村に、1つ目の決定機が訪れたのは後半アディショナルタイムだった。右SBの松原健の縦パスで背後へ抜け出した背番号41は、ゴール前に走りこんできた左ウイングの鈴木冬一にグラウンダーのクロスを供給。するとボールは相手守備者がクリアしきれずゴール方向に飛ぶが、ポストに嫌われて得点にはならなかった。

 そして、2つ目の決定機はその十数秒後。渡辺皓太の右サイドからのクロスをニアサイドで上手くトラップした松村は、そのまま右足を振り抜くが、これは惜しくもサイドネットだった。
 
 法政大に在学中の松村は、今年2月に横浜FMへの2027年シーズンからの加入内定と、今季の特別指定選手の認定が発表された。

 大学のサッカー部との調整など、様々な要因があるはずで、9節の東京ヴェルディ戦でJ1デビューして以降は、しばらくリーグ戦での出番がなかった。しかし、出場時間こそ長くはないが直近7試合のうち6試合で起用されており、大島秀夫監督からの信頼が高まっている印象だ。

「大きな経験をさせていただいています。ハードワークの部分はチームとして絶対にやらなきゃいけないことですし、求められていることなので、怠らずにやることが大事だと思っています。あとは最後の質の部分。現時点でそこが自分の課題だと感じているので、練習から一つひとつにこだわってやっていきたい」

 町田戦ではセットプレーのキッカーも務めていた。松村は「こっち(横浜FM)に来てからやっているので、法政では蹴っていないんです」と明かしたが、「自分としてはキックにも自信はあります。任せてもらっている以上、今日も最後にセットプレーから点が取れればってところもあったので、そこの質にもこだわってやっていきたい」と意気込んだ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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