「計画は失敗した」王者リバプール、大型補強の裏で日本人アタッカーの移籍が消滅していた? 現地メディアが明かす「選手は信じていた」

2025年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「放棄することさえ検討していた」

スロット体制2年目を迎えたリバプール。(C)Getty Images

 遠藤航が所属するプレミアリーグ王者のリバプールは、昨夏からレアル・ソシエダの久保建英への関心が取り沙汰されてきた。

 この夏も一時的に騒がれたものの、移籍は成立しなかった。ただ、一部の報道では、交渉のテーブルに乗ってはいたという。

 久保の古巣レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』によれば、日本代表MFがレアル・ソシエダから移籍した場合、移籍金の半額を受け取れる権利を有しているマドリーは、リバプールのDFイブライマ・コナテの獲得を狙っていた。

 そのため、リバプールがコナテの移籍を認めてくれれば、マドリーは久保がリバプールに加入した場合の移籍金半額にあたる2500万~3000万ユーロを「放棄することさえ検討していた」という。

 マドリーはリバプールが久保の動向に興味を示していたことを把握したうえで、ソシエダとも協議。「久保も賛成だった」が、レッズのアルネ・スロット監督が、フランス代表CBの退団を了承せず、交渉は成立しなかった。
 
 リバプールの専門サイト『ANFIELD WATCH』も、「マドリーのコナテ計画は失敗した。事実上、リバプールは久保獲得のためにレアル・ソシエダにアプローチし、レアル・マドリーはコナテがベルナベウに移籍する限り、取引による利益の分配を放棄する用意があった」と伝えている。

「久保はアンフィールドへの移籍は自身のキャリアにとって大きなステップアップになると信じていた。しかし、この計画はすぐに行き詰まった」

 リバプールが進める大型補強の裏で、日本代表アタッカーの移籍が消滅していたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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