「ショッキング」「必死さとクオリティがない」日本人カルテット所属の名門がCL敗退危機でファン激怒!「キョウゴが去ってだいぶ経つのに…」

2025年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「得られるのは払った分だけだ」

(C)Getty Images

 欧州最高峰の舞台に立つチャンスに暗雲が立ち込めた。

 前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人カルテットが所属する名門セルティックは8月20日、チャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ第1レグで、カザフスタンのカイラトと対戦。ホームで0-0と引き分けた。圧倒的な雰囲気をつくり出す本拠地で勝てなかったこと、第2レグは長距離移動が必要となることを考えれば、セルティックにとっては手痛い結果だ。

 当然、サポーターは不満を隠していない。中でも、補強が不十分と言われてきただけに、クラブ首脳陣に対して怒りを見せた。英公共放送『BBC』は、セルティックファンが「経営陣を解任しろ」とチャンスを歌ったことを伝えている。

 セルティックは1月に古橋亨梧を売却し、アダム・イダが無得点と不振ながら、CFの補強が進んでいない。山田らを獲得したが、実績あるFWが必要と言われている。また、ジョッタが負傷で長期離脱となり、ニコラス・キューンも売却したなかで、ウイングの強化も足りないと指摘されてきた。

 一方で、セルティックファンから見て"格下"とされるチームを相手にスコアレスドローという結果は、ブレンダン・ロジャーズ監督とチームが不甲斐なかったという意見もある。
 
BBCは、サポーターから以下のような声が寄せられたと報じた。

「得られるのは払った分だけだ」
「ロジャーズは何があっても常に誰かのせいにする」
「ロジャーズと選手の責任。いる選手たちで倒すべきだった」
「同じ面々が運営する限り、いつもの経営的衰退で進歩できない」
「移籍の収入を再投資しないのは、クラブの野心が欠けていることを明確に示している」
「安価のオファー、プレーオフでの賭け。ロジャーズの不快感はファン全員も同じだ。ショッキング」
「まったく十分じゃない。キョウゴとキューンが去ってだいぶ経つ。イダは我々に必要な水準にまったく達していない」
「理事会を解任だと? まったくバカげている。大金を稼ぐチームと監督がカザフスタンのチームを倒せずに理事会を責めるのか?」
「ロジャーズには今季終了後に退任する完ぺきな言い訳がある。このチームには必死さとクオリティがない。経営陣はサイコロを振って失敗。彼らのせいだ」
「補強の問題は金額じゃなくタイミング。ジョッタ長期離脱、キューンは数週間前に売却。ウイングを2人獲得するはずだが、大事な試合前にまだひとりも獲得していない。それが何年も同じままだ」
「補強は十分じゃない。だがおそらく、ロジャーズが進化できていないことも注目すべきだ。サイドチェンジばかりで、誰も前にパスを出すためのスペースをつくろうと違うことにトライしようとしない」

 結果が出なければ、フラストレーションはたまるばかりだ。CLに出られるかどうかは、セルティックとその関係者にとって極めて重要だけに、第2レグに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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