現地８月24日に開催されたセリエAの開幕節で、日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマが敵地で強豪ユベントスと対戦した。

　守護神の鈴木がいつも通りゴールマウスを守ったパルマは序盤から押し込まれる展開が続く。13分にはフランシスコ・コンセイソンにヘディングシュートを浴びるも、鈴木が好守で凌いだ。

　粘り強い守備を見せていたパルマだったが、59分にクロスからジョナサン・デイビッドにゴールを許して先制点を献上。さらに84分にも、カウンターからドゥシャン・ヴラホビッチに追加点を奪われて、２－０で敗れた。
 

　それでも、パルマの地元メディア『Parma today』は採点記事で、奮闘した日本人GKに対してチーム最高タイの「6.5点」を付与。以下のように寸評を添えた。

「コンセイソンのシュートを腰を落として防ぐ。デイビッドとヴラホビッチのゴールの場面ではできることは何もなかった。（ケナン・）ユルドゥズに対しては効果的でスタイリッシュなプレーを見せた。パルマを支えている」

　また、『Parma Live』も同じくチーム最高タイの「6.5点」を付与しており、「彼から得点するには何か特別なことが必要だ。ゴールを許したのは２メートルからのタップインされたシュートだけだ」と賛辞を贈っている。

　チームは黒星を喫したものの、鈴木のパフォーマンスは軒並み高評価だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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