現地８月18日に開催されたプレミアリーグ開幕節で、田中碧を擁する昇格組のリーズが、エバートンとホームで対戦した。

　田中が右のインサイドハーフで先発したなか、リーズは81分、前線からの田中のプレスをきっかけにボールを奪うと、アントン・シュタッハのシュートがジェームズ・ターコウスキのハンドを誘発してPKを獲得。これをルーカス・ヌメチャが決めて84分に先制する。最後までこの１点を守り切り、１－０の勝利。白星スタートを切った。

　一方、リーズの地元メディア『Leeds Live』によると、敗れたエバートンのデイビッド・モイーズ監督は「前半は相手がより優れていた。後半は我々のほうがずっと良かった。後半だけでも勝てるチャンスがあったかもしれない」と振り返る。
 

　また、リーズの決勝点に繋がったPKの判定には、以下のように怒りを露わにしている。

「ゴールは完全に間違っていると思う。本当にひどい。あのゴールで負けるのは辛い。本当にまずい判定だったと思う。VARなら取り消すチャンスがあった。レフェリーは彼（ターコウスキ）の腕が身体から離れていなくても、身体を傾けていればダメだと考えているようだが、フットボールではそれが許されるはずだ」

　ハンドを取られた場面では、シュートブロックに入ったターコウスキの腕にボールが当たっているが、手を広げておらず、腕が身体から離れていない状態だった。

　エバートンにとっては、苦い結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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