田中碧を起点にリーズが決勝PK獲得→ハンドを取られたエバートンDFが不満露わ「理解できない。奇妙だ」 元プレミア得点王も憤怒「スキャンダルだ。絶対違う」

2025年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

モイーズ監督も「間違っている」と判定に異議

相手の決勝点に繋がるハンドを取られてしまったターコウスキ(左端)。(C)Getty Images

 現地8月18日に開催されたプレミアリーグ開幕節で、田中碧を擁する昇格組のリーズが、エバートンとホームで対戦。1-0で接戦を制し、白星発進を飾った。

 田中は右インサイドハーフで先発し、プレミアリーグデビュー。攻守に躍動し、決勝点となった84分のPK獲得シーンでは、猛プレスで相手のボールロストを誘発し、起点となった。

 一方で、ジェームズ・ターコウスキのハンドが取られたPKの判定は、議論を巻き起こしている。シュートブロックに入ったエバートンDFの腕にヒットしたとはいえ、手を広げてはおらず、腕を身体にくっつけるような態勢を取っていたためだ。

 ターコウスキは不満を露わに。英公共放送『BBC』によれば、試合後にこう言い放った。

「レフェリーが笛を吹いた瞬間、これは覆されるだろうと確信していた。腕が身体の横にあってもペナルティになるのか?ノーだ。ボールに向かって体を傾けたけど、腕が身体の横にあったのは決して不自然ではなかった。理解できない。奇妙だ」
 
 また、エバートンを率いるデイビッド・モイーズ監督も「間違っている」と判定に異議を唱えたほか、元プレミアリーグ得点王のクリス・サットン氏も「絶対にペナルティではない。彼の腕は身体の横に下がっていた。これはスキャンダルだと思う。決してペナルティではない」と訴えた。

 歓喜する田中らリーズ陣営を横目に、エバートンにとっては、痛恨の結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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