「アモリムの賭けは大失敗」「トルコGKの決定的ミス」マンU守護神問題をBBCが追及。パレスOBは補強進言「マルティネス、ドンナルンマ…」

2025年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「私ならトップクラスのGKを獲得する」

GKバユンドゥルはボールを前に弾き切れず。失点に繫がった。(C)Getty Images

 現地8月17日に開催されたプレミアリーグ第1節で、昨季15位のマンチェスター・ユナイテッドが、同2位のアーセナルと本拠地オールド・トラフォードで対戦。0-1で接戦を落とし、黒星発進となった。

「ルベン・アモリムは日曜日にGKの起用で賭けに出たが、多くの人の目には見事なまでに失敗に終わった」  
「マンチェスター・ユナイテッドのボスは、アンドレ・オナナではなくアルタイ・バユンドゥルを選択。トルコ代表GKの早期のミスが、アーセナルのオールド・トラフォードでの1-0勝利の決定的な要因となった」

 英公共放送『BBC』はそう報じたように、バユンドゥルの1プレーが結果に大きく左右した。開始13分、相手のCKでの出来事だ。

 怪我から復帰明けのアンドレ・オナナがベンチ外となるなか、大事な開幕戦でゴールを守った27歳は、デクラン・ライスが上げたクロスを弾き切れず。ファーに流してしまい、リッカルド・カラフィオーリにヘッドで押し込まれた。

 一方、アーセナルの背番号1ダビド・ラヤは、チームを救う好守を披露。守護神のクオリティの差が際立ち、『BBC』は「バユンドゥルのミスにより、開幕戦敗北後の焦点がGKに絞られるのはほぼ不可避」とも伝えた。
 
 また、元クリスタル・パレスのストライカー、クリントン・モリソン氏も名門の守護神論争に加わり、「マンチェスター・ユナイテッドには問題がある」と口に。補強の必要性をこう訴えた。

「アストン・ヴィラのゴールキーパー、エミリアーノ・マルティネスの移籍の噂がある。それに現在、PSGのジャンルイジ・ドンナルンマが獲得可能になった。もし私がユナイテッドの一員なら、トップクラスのゴールキーパーを獲得する。アンドレ・オナナは昨シーズンに大きなミスを犯した。ゴールキーパーは最終防衛ラインであり、そのようなミスは許されない」

 屈辱の15位に沈んだ前年からの巻き返しへ、守備の安定は不可欠だ。今季もオナナを正GKに据えるのか。アモリム監督の決断に注目したい。24日の次節ではフルアムと敵地で戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】トルコ代表GKが弾き切れず…マンU痛恨の失点シーン

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